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体をコントロールする運動能力とともに
協調性・社会性を育てます。
幼児期は心身全体を働かせて様々な活動を行う中で、心身の様々な側面の発達にとって必要な経験が相互に関連し合い積み重ねられていきます。そのため、幼児期において身体活動を十分に行うことは、多様な動きを身につけるだけではなく、心肺機能や骨形成にも寄与し、生涯にわたって健康を維持したり、積極的に取り組む意欲を育んだりするなど、豊かな人生を送るための基盤づくりとなります。
体操クラブ指針
Guideline
体力は、人間の活動の源であり、生きていくために必要不可欠な要素です。
幼児期に適切な運動をすることにより、バランスのとれた体を育みやすくなります。また、運動習慣を身につけ、身体の諸機能における発達が促されることにより、生涯にわたる健康的で活動的な生活習慣の形成にも役立ち、体調不良を防ぎ、身体・精神ともに疲労感を残さない効果があります。
幼児期における神経機能を刺激し、体をコントロールする能力を向上させます。この新しい動きを習得するときに働く能力には、周りの状況の的確な判断・予測に基づいて行動する能力が含まれており、けがや事故を防止することにもつながります。幼児期の運動を調節する能力を高めておくことは、運動機能の基礎を形成する重要な意味を持っています。
幼児期における運動は、状況判断から実行まで脳の多くの領域を使用します。判断・予測だけではなく思考判断を要し、知的機能の発達を促し創造力を高めます。思い切りのびのびと体を動かすことは、心の育ちにもつながり、徐々に友達と群れコミュニケーションをとりながら協調する社会性を養うことができます。